バイト

正月、塾講師のバイトをもっと実力主義の現場に変えたいって話をしていたら、親にそれは無理だと言われた。
自分で言うのも変だけど、自分はもうかなりのベテランで、授業にはかなり慣れているし、授業の準備にもなるべく時間を費やしていて、
パフォーマンス的なことを言えばトップクラスなのに、新米の人や適当な人と金銭的報酬がほとんど同じ(あっても30円差)だという不満。


親は「それがバイトなんだよ」と言う。
そうか、バイトで実力主義を求めるのは無駄なのか。


バイトのお金は貯金してるだけなので給料が増えないと暮らせないとかじゃないんだけど、
やっぱり相応のリターンがないとやる気が減退するときがある。
授業の質に関係なくほぼ一律の給料。つまり授業時間以外の準備に対しては何の対価もないわけ。


そうすると、これは自分自身の問題でもあるんだけれども、大学の課題やレポートが忙しくなったりすると、どうしてもバイトの準備が疎かになってしまう。


『そんなんで講師は務まるのか…。きちんとした準備は生徒に対する誠意。』
『それをしてない人は信じられないし、自分がその人たちと同じになってしまうのは嫌だ。』
しかし課題やレポートが忙しい中、泣く泣く睡眠時間を削って準備をしたとしても、その対価はゼロという現実。


これが「バイト」なのか。所詮、Part Time Job。
もし今後、気持ちが続かなくなったら、そのまま講師を続けても生徒に悪影響なので辞めようと思う。


そして絶対に大学院で誰にも負けないくらい勉強して、真の実力が問われる現場に就職してやるっ!!!