センター試験(7):1月22日/試験・午後。

[3時間目・数学Ⅱ・B]
Ⅰ・Aの時よりは落ち着いていて、幸先良いスタート。
ここ数年、かなり難しい数Ⅱ・Bでは、
「60点でいい。わからなかったら割り切ってとばそう」と思っていたので、
最初の第1問、第2問がスラスラ8割以上が解けたときは「よし。結構いけるぞ!」
そして、第3問、数列。
最初の問題文を読み、セオリーどおりに進めるも、しばらくして手がストップ。
1つしか答えが書けないはずなのに、自分のやり方だと2つ答えが出てきてしまうことに気がついたんです。
「う〜ん…。別のやり方でもあるのかな?それとも計算ミス?」
何度もどうってことのない計算を確認したり、別のやり方を考えてみたり…。
実は、後で確認したところ、やり方はあっていて、問題文中の条件から片方の答えは不適になるというものでした。
しかし、そんなことはなぜか思いもしなかったので、かなりタイムロス。
結局第4問もあるのに「残り10分です」と言われるまで数列でハマってしまい、しかも答えは書けず。
第4問は、ベクトル。これもなぜか最初で引っ掛かってしまいました。
ちょっと見慣れない形だけど、落ち着けば余裕で解ける問題。焦りのせいでしょうね。
結局最初の簡単な内積の計算で5分ぐらい使ってしまい、残り5分。
その後はパッパと2、3箇所、解答欄を埋められ、次の問題が難しそうなので急いで数列に戻りました。
ここで問題文を読み直し、初めてさっきの解法で合っていたことに気がつきました。
焦って最初の解答を埋め、次の問題も頭の中に計算の仕方は浮かんでました。
「よし、ここはこうやって―――」と思った瞬間、
「解答、やめ。許可無く鉛筆を持っているものは不正行為と見なされます」
「えっ………」


「…ヤバイ…数列とベクトルが7割以上出来てないよ…」
相当落ち込みましたが、終わった後、同じ学校の理系仲間で会話していると、
推薦で早稲田の理工に受かったI君が「数列もベクトルも全然出来なかったよ」。
これでちょっと安心したかなw持つべきは友達ですw


[4時間目・化学]
開始直後、問題をパラパラと眺めていると、「えっ、なんか形式変わってんじゃん!」
何が違うかというと、今まではずっと第5問まであったのに、第4問までしかなかったことと、考えさせられるような問題が多そうだったこと。
解いてゆくと、思ったとおり、センターにしては時間がかかる問題が増えてました。
知識だけでねじ伏せられる問題が少なかったです。これはちょっと予想外でした。
センター化学は計算は簡単なものしか出ないから、大事なのは反応や化学式などの暗記だと決め付けて勉強していたんです。
予想問題などでは9割前後取れていることが多かったんですが、「9割は…無理っぽいな…」って思いましたね。
不安な問題に×をつけながら解答を進めていくと、50分ぐらいで解き終わり、その後見直し。
そして試験終了…。
9割は取ろうと思っていた化学、結構不安の残る試験となってしまいました。


[5時間目・物理]
数学Ⅱ・B、化学がちょっと出来が悪そうだったので、気合を入れて問題用紙を開くと、
「うわ〜、いきなりモーメント?」
てか、あれってモーメントの問題ですか?今でも分かってないんだけどさw
適当にそれらしい図を描き、それらしい答えを選んで次の問題へ。
光の速度を測るという装置の図の問題。
「うわ〜、なんか教科書で見たことあるけど勉強してないやつだ…」
後で調べたらフィゾーの実験というらしいですね。
これもそれらしい計算をして、それらしい解答を選びましたw
実は第1問の小問集合で自信があったのは問6だけでした。
水中に物体を沈める問題なども、勉強してないので、
「自分が水に潜ったら、深いところにいくほどそれ以上潜りにくくなるよなぁ…」とか考えながらその経験に合う答えを選んだりw
第2問は電気。
問3.陰極線の実体は何か?
陰極線の実体なんて知らね〜!」
その問題のおかげで、次の陰極線に垂直に電圧をかけたら陰極線がどっちに曲がるかって問題も答えが変わってくるんですね。
実体が電子だったら負の電荷だし、ヘリウム原子殻なら正の電荷だし。
そこで間違えると4点問題を2問落とすわけですよ…。
その後は簡単な問題ばかりで、40分弱で終了。
第1問を軽く見直した後、10分以上は陰極線の問題を考えて、
一度は「電子」を選び、次の問題も正しい解答を選んでいたのですが、
最終的には別の答えにしてしまいました。そして試験終了。
気になったんで教科書を開くと、太文字で「電子」って…orz


なにがともあれ、ひとまずこれでセンター試験は終了。


<続け>