レビュー「人生の目的」

期末試験、TOEIC、学会の手伝いと、ちょっとバタバタしていたので、久しぶりの更新になってしまいました。
なんか、消しても消しても卑猥なコメントやトラックバックが来てうざいですね。。。


今、五木寛之さんの「人生の目的」という本を読んでいます。


ちょっと哲学的なタイトルが気にかかったことと、春休みに入って時間があったので読み始めたら、これがかなりおもしろいです。
まだ1章の「なぜいま人生の目的か」しか読んでいないのですが、是非オススメしたいと思ったのでレビューを書きます。


▽レビュー▽
主な内容は、「人生における運命・宿命とは何か」、「生きつづけることの大切さ」など。


このような内容を、仏教的な視点を絡めながら考えるエッセイ。
哲学的な内容であるが、抽象的になりすぎず、自殺者の増加や児童虐待など具体的な話を織り交ぜている点もよい。


さらに、著者がまた非常に文章が上手な方で、本を読まない僕でもスラスラと読める平易な文章になっている。
さらっと読めるけれども、どこか心に残る。
現代を生きつづけることへの疑問を感じる人へ、ヒントを与えてくれるような本。


人生の目的

人生の目的